群馬県へ旅行に行った際にした車中泊の感想です。群馬県はご存知の方は多いと思いますが自然がとても豊かな県です、広大な山々に囲まれた町や村は多数存在し、自然の景色を取りに、年に数回訪れます。また、都心からそこまで離れていないという利点もあり、気軽に大自然に触れるに遊びにけるのはとても便利ですよね。
そんな群馬県ですが、今回は沼田市にある「吹割の滝」を訪れてきました。東洋のナイアガラと呼ばれるこの滝は天然記念物に指定されており、幅を30m、高さ7mの美しく、迫力満点の滝です。私は春先に行ったこともあり、雪解け水のおかげか水は透き通ってとても美しかったです。この滝の特徴は大きな岩を割れ、そこから水が吹きこぼれているようにみえることで、名前もそこからつけられたようです。他の観光地でもよくありますが、この滝には伝説があるようで、滝つぼは竜宮に通じていると信じられており、村の人達がその言い伝えに基づいて儀式を行ったりするようです。そんな滝を中心に隣接する村では見に来られる観光客のためなのか道が整備され、屋台のような店まであり、とても過ごしやすい場所になっていました。ただ、滝の近くは以外にフェンスなどはなく、足を滑らすと水の中に簡単に落ちてしまうので雨が降った後など道が滑りやすい日に訪れた方は万全の注意が必要です。現に、昨日大きなカメラを川に落とした外国人観光客がいたと店の人がいっていました。また、ここは滝だけではなく、上流の方「浮島」と呼ばれる島があり、橋で渡っていくことができます。小さな浮島観音堂が島にはあり、橋からの眺めも含めて忙しい都会の生活を忘れるいいスポットです。駐車場も近くにあり、山を何時間も登ったり、森を通り抜けたりすることはないので気軽に観光できる滝としておすすめの場所です。
そんな「吹割りの滝」で十分時間を過ごし、リフレッシュした後、まだ夕方前だったこともあり、温泉に行こうと考えました。その日、車中泊を予定していた道の駅「白沢」に丁度隣接している「望郷の湯」という温泉に行きました。自然に囲まれたこの温泉は広々としたロビーと広大な山々を眺めることができる露天風呂がある温泉で、田舎の温泉とは思えないとてもおしゃれな外観でした。景色や外観だけでなく、多くの自然が温泉内にあり、とてもリラックスできる施設でした。2時間単位で、滞在時間に応じて料金設定がされており、2時間単位で6時間まで選ぶことができる。私は4時間880円で入浴しました(ちなみに2時間560円、6時間1080円)ただ、タオルの料金は200円以上と少し高めの料金設定なのでタオルは持参した方がお得だと思います。そんな、温泉で疲れを十分にとった後は温泉のレストランで晩飯をいただきました。道の駅 「白沢」には食事処がないようだったので温泉で食事をしましたが、道の駅の一般的な食堂とはことなり少し高級なレストランでした。値段に比例してそのおいしさは格別、私はてんぷらの御膳を頂き、お腹いっぱい食べました。
夜も日が暮れた夜9時前、やっと道の駅に向かいました。温泉からすぐそこの道の駅 「白沢」は時間も遅く、平日だったこともあり、とても静かでしたが、何組か若者が私同様車中泊をしていました。スキー場もここから1時間ほどで行けるため、冬にはスキーに行く人、スキーから帰る人で賑わう駅なんだと思います。トイレもあり、一般的な道の駅と何もかわらないこの道の駅だと思い、そのまま眠りにつきました。自然に囲まれているだけあって、夜は結構温度が下がりますがそれ以外は問題なく、眠ることができました。
夜早めに寝たため、朝は6時には目がさめ、近くの自動販売機買ったコーヒーをもって駅内を歩いているとこの駅の素晴らしさに気づきました。それは温泉からみた壮大な景色がより、目の前に大きく広がっていました。温泉よりも見渡しはよく、朝日に照らされた山々は言葉で現せないほどきれいでした。都心から少し車を走るだけでこの景色をみれるのは来る価値があります。無料の休憩所もあり、是非近くに来た方は車中泊しなくとも寄ってみてください、群馬県の自然の美しさを実感できるはずです。
道の駅 白沢 (http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/Michi-no-Eki/station/gunma_sirasawa/)
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