最近仕事が暇になってきたので読書ばっかりしています^^
今週は、以前からファンの、村上龍さんの
カンブリア宮殿 社長の金言
を読みました♪
カンブリア宮殿といえば、例のコピペで有名ですよね(笑)
ワタミ社長「『無理』というのはですね、嘘吐きの言葉なんです。
途中で止めてしまうから無理になるんですよ」
村上龍「?」
ワタミ「途中で止めるから無理になるんです。
途中で止めなければ無理じゃ無くなります」
村上「いやいやいや、順序としては『無理だから→途中で止めてしまう』
んですよね?」
ワタミ「いえ、途中で止めてしまうから無理になるんです」
村上「?」
ワタミ「止めさせないんです。鼻血を出そうがブッ倒れようが、とにかく一週間全力でやらせる」
村上「一週間」
ワタミ「そうすればその人はもう無理とは口が裂けても言えないでしょう」
村上「・・・んん??」
ワタミ「無理じゃなかったって事です。実際に一週間もやったのだから。
『無理』という言葉は嘘だった」
村上「いや、一週間やったんじゃなくやらせたって事でしょ。鼻血が出ても倒れても」
ワタミ「しかし現実としてやったのですから無理じゃなかった。
その後はもう『無理』なんて言葉は言わせません」
村上「それこそ僕には無理だなあ」
(『日経スペシャル カンブリア宮殿』の発言コピペ)
ワタミのブラックさ加減を揶揄するコピペとして有名ですね。
ま、ワタミがブラックかどうかはさておき、
『カンブリア宮殿 社長の金言』
これは文字通り、カンブリア宮殿に出演した社長達の金言を集めた本になっています。
非常にためになる本なので、特にビジネスリーダーを目指している方には読んでほしいのですが、
唯一残念な点は、自分が読みたかった上記のコピペが掲載されていなかったことですw
それは冗談なんですが、ぜひ皆様に読んでいただきたいので、
自分的に、一番記憶に残ったことをご紹介させて頂きたいと思います。
それは何かというと、多くの経営者、たぶん50人ほど登場されているのですが、みな一致していることがあります。
「社員が辞めたり怠けるのは社長の責任だ」と考えていること。
会社をすぐに辞める若者が多いのは若者が軟弱だから!という論調が蔓延していますが、
そこはさすが企業のトップにまで上り詰めた方々、事態をしっかり把握されていると思います。
私も転職を繰り返してきましたし、そういう友人も多かったのですが、
今振り返ってみると、私達が転職をした理由って、自分の我慢弱さが原因じゃなく(それも少しはあるんでしょうが)
スキルアップのため、将来のためという、きわめてポジティブな理由からだったんです。
我慢弱さから転職を繰り返す若者って、そんなにいないと思いますし、少なくとも自分は見たことありません。
視聴率をとるためにとりあえず若者を叩いておこうという、姑息な考えがメディア側にはあるんでしょうね。
ということで、もしあなたの会社が離職率が高いのなら、自分達に原因がないかどうかをまず考えてみるべきです。
逆に今の会社に不満を持っている方は、あまり自分を追い込まないようにしましょう。
あなたが不満をもちながら働いているのは、職場管理ができていない上司に原因があると思われます。
こんなこと言ってると、
「人のせいにするな!」
と叱られちゃうかもしれませんが、でも、自分を追い込んで職場うつになっちゃうよりはぜんぜんマシですよね?
人のせいにできないまじめな人間のほうが、うつにかかりやすいそうですよ。
自分は何でもひとのせいにしちゃうクズヤローなので、うつ病とはこれからも無縁だと思われます
最近のコメント