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401k(確定拠出年金)に参加したがさっそく元本割れ

今夏に、401k(確定拠出年金)に申し込みましたのでレポートします。

この制度の詳細は、wikiや厚労省のHPに任せるとしまして、

実際に加入した者の意見を述べさせていただきます。

 

まず、拠出額は、限度いっぱいの2.3万円で申し込みました。

従いまして、単純計算で年額27.6万円の節税効果となります。

加入手数料やもろもろで、初月に4000円ぐらい引かれるので、

限度額いっぱいで加入しないともったいないと思います。

この手数料のおかげで、所月からイキナリ元本割れが約束されてしまいます。

ここらへんも、401kが普及しない要因の一つだと思います。

 

申し込み会社はいろいろ検討したのですが、SBI証券にしました。

ETFを中心に、魅力的な商品がそろっていたし、

運用管理費用が低額な商品が多かったのが理由です。

一番低いので、年0.25%の商品がありました。

某大手銀行だと、年1%が普通ですね。

これはどういう意味かというと、何もしなくても年1%資産が減りますよ、という意味なんです。

従いまして、運用管理費用が低い商品がそろっているかも、401kをどこの会社で申し込むかの

大きな判断基準となるでしょう。

 

401kでの運用収益は、非課税です。

なので、債券や預金などで運用せず、株式で運用するのが醍醐味になります。

でないと、せっかくの非課税効果を活かすことができません。

株式投資に理解がある人や、本業が儲かっていてもっと節税したい人は、

401kの加入をぜひご検討ください。

ちなみにもう一つメジャーな制度、小規模企業共済があります。

これは、限度いっぱいで申し込むと、年に84万円ほどの節税効果となります。

加入手数料などは必要ないし、運用指示も不要なので、預金感覚で加入できます。

自営業者ならぜひ加入してほしい、節税効果に優れた制度です。

 

参考までに、私の前年度の確定申告書の一部を添付致します。

給与が240万、源泉徴収が24万6千円なのですが、各種控除の結果、全額戻ってきました。

自分はもう何年も無税生活を送っています。

サラリーマンが税金の面でいかに不利かということを、改めて思い知りました。